この記事の結論

X Money のメタル製 Visa デビットカード(X Card)の仕様と費用(有料プランは無料・それ以外は25ドル)を公式FAQでまとめます。「5月に発送開始」「ハンドル名を刻印」は公式に確かめられません。

結論:メタルカードは実在するが、発送開始の日や刻印の話は確かめられない

2026-10-26 に事実関係を修正しました

この記事は2026年5月5日の公開時、「同日に米国ベータ向けの発送が始まった」「X のハンドル名が刻印される」「全カテゴリ一律3%還元」「重さ約20g」「Premium Plus 向けの特別デザイン」「シャトナー氏が4月に招待42枚を1枚1,000ドルで出品」「日本では三井住友カードなどと提携するシナリオ」などと書いていましたが、公式・大手報道で確かめられない、または公式と合わない(3%還元には対象外の支払いがある)ため、削除・修正しました。 修正にあたり、X Money の公式サイト・公式FAQ・公式アカウントの投稿と大手報道を確認し、確かめられたことだけを残しました(出典は記事末尾)。

X Money のメタル製 Visa デビットカードは、公式FAQに注文の方法と費用が書かれており、実在します。一方で、発送が始まった日、カードに何が刻まれるか、重さなどは、公式サイト・公式FAQに説明が無く、2026年10月26日時点で確かめられません。

公式FAQで分かる仕様

  • 口座を開くとバーチャルカードが自動で発行され、物理カード(メタルカード)も注文できる。届け先は登録した住所で、私書箱(PO Box)には送れない。
  • 物理カードには、カード番号・有効期限・CVV が印字されない。これらは X アプリの Money タブでだけ見られる。
  • バーチャルと物理のカードは同じ口座につながるが、カード番号は別々。
  • 紛失したときはアプリですぐにロックでき、再発行は通常7〜10日。その間もバーチャルカードは使える。
  • Apple Pay・Google Pay などに登録できる。海外事務手数料はかからない(為替レートは適用)。

費用とキャッシュバック(公式FAQ)

項目無料プランX の有料プラン(Plus 以上)
メタルカードの発行25ドル無料
メタルカードの再発行35ドル1回無料、以降35ドル
キャッシュバック1%(条件達成で3%)3%

キャッシュバックは「対象となる買い物」に付き、対象外の支払いがあります(公式のキャッシュバック規約)。2026年9月には公共料金・保険料・大学の学費なども対象外に加わりました(当サイトの解説)。「全カテゴリ一律3%」ではありません。

公式の紹介とベータ期の報道

PYMNTS(2026年6月26日)によると、X が公開した X Money の紹介動画は、ATM 引き出し無料・海外事務手数料なしの「custom metal Visa debit card(専用のメタル製 Visa デビットカード)」を紹介しています。

ベータ期については、Benzinga(2026年3月6日)が、俳優のウィリアム・シャトナー氏が3月3日に X Money のベータについて X に投稿し、ベータ参加者に25ドルの歓迎ボーナスがあると伝えました。招待の枚数や金額、寄付の額は同記事に書かれておらず、当編集部は確かめられていません。

提供状況と利用条件(2026年10月26日確認)

2026年10月26日に当編集部が確認した時点で、X Money 公式サイトは「Rolling out to select users in the United States(米国の一部の利用者に順次提供中)」、「18歳以上の米国の一部の利用者が利用できる。より多くの人へ広げるよう取り組んでいる」と案内しています。公式FAQも「米国居住者に順次提供中で、使えるようになったらアカウントに通知する」としています。つまり米国でも全員が一斉に使える状態ではなく、「全米開放」と言える公式発表は確認できません。

利用の条件(公式FAQ)は、18歳以上・米国居住・認証済みの米国の電話番号・良好な状態の X アカウント・口座開設書類への同意です。米国の金融規制に基づく本人確認のため、氏名・社会保障番号(SSN)・住所の提出も求められます。

日本で発行できるか

日本からは使えません。公式FAQは「X Money は現在、米国居住者だけが利用できる」としており、日本を含む米国外での開始時期は発表されていません。「日本でも X Money で年6%」「代わりに口座を作る」といった勧誘は、現時点では日本在住者が口座を開けない以上、疑ってかかるのが安全です。

カードも口座と同じく米国居住者向けで、日本在住者は申し込めません。日本で発行される予定や提携先の発表もありません。

出典(当編集部が確認した一次情報・報道)

当編集部は日本から X Money を利用できないため、実際に口座を開いて試してはいません。本記事は上の公式情報と報道で確かめられたことだけをまとめています。